| 別れ |
生き物ですから、いつかは別れが来ます。その中でもとても印象深かった別れがありました。 私が高校3年の時、チビはかなり歳をとり私に甘えることが多くなりました。そんなチビがある夜から『一人で寝たくない』と言いだしました。(そういう風に思えたのです)とまり木にも自由につかまれなく、安心して寝ている様に見えないのです。私が手でチビを包む様にすると、あたかも安心したように眠ります。1週間ほど毎日寝るときはチビを手の中に抱いて寝ていました。 その日は私の大学入試の発表の日でした。発表を見に行き、『合格』を確認してうきうきしながら家に戻る途中、ふいにチビのことが頭をよぎりました。『そうだ、チビの好きな餌(いろいろ混じった種の内、チビが好きな種は分かっていたので)を買って帰ろう』と餌を買って家に着きました。まず2階の自分の部屋に行き、『チビ、好きな餌買ってきたぞ』と近寄ると、何か様子がおかしいのです。元気が無い。いつもの様に手で抱くと、いつもの様に安心した様子。でも、おかしいんです。チビの体から力がだんだん抜けて行く。それが止まらないのです。手の中でチビの力が抜けていく、そしてふ〜〜〜と軽くなった様に感じました。チビは天国に旅立ったのです。 私の手の中で。・・・・・・・・・・・
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